43. ステップ5 | 4変量(X,Y,Z1,Z2...)以上の場合を考える
43
4変量以上だと「道」を考える必要が出て来る
X
Y
Z1
Z2
もし、処理Xと結果Yの「両者の共通
原因」を”交絡要因”と呼ぶ場合
Z2は”交絡要因”かつ分岐点
Z1は”交絡要因”と呼ばれない
必ずモデルに追加すべき?
モデルに追加しなくてよい?
common cause
53. ステップ5 | 4変量(X,Y,Z1,Z2...)以上の場合を考える
53
4変量以上のまとめ
X
Y
Z2
Z1 X
Y
X
Y
Z1
Z2 Z2
Z1
X
Y
Z1
Z2
X
Y
X
Y
Z2
Z1 Z1
Z2
バックドアパスを
ブロックしろ
X→Yの道を
ブロックするな
もうほとんどバックドア基準ものすごい細かい論点をのぞけば
61. ステップ5 | 4変量(X,Y,Z1,Z2...)以上の場合を考える
61
4変量以上のまとめ(再掲)
X
Y
Z2
Z1 X
Y
X
Y
Z1
Z2 Z2
Z1
X
Y
Z1
Z2
X
Y
X
Y
Z2
Z1 Z1
Z2
バックドアパスを
ブロックしろ
X→Yの道を
ブロックするな
もうほとんどバックドア基準ものすごい細かい論点をのぞけば
条件(1)に対応条件(2)に対応
91. I. バックドア基準入門 | まとめとメッセージ
バックドア基準は本当は難しくないんです!
X
Y
Z2
Z1 X
Y
X
Y
Z1
Z2 Z2
Z1
X
Y
Z1
Z2
X
Y
X
Y
Z2
Z1 Z1
Z2
バックドアパスを
ブロックしろ
X→Yの道を
ブロックするな
基本的にはこの2つだけの話
分岐点・合流点・中間点がもつ各性質に留意しつつ
92. 本日の話(もくじ)
92
I. 6ステップで説明するバックドア基準入門
III. いちユーザー視点からの「実質科学上の意義」
1. 前置き
2. バックドアパスをイメージしよう
3. まずは2変量(x,y)を考える
ネオニコチノイド系農薬のミツバチコロニーへの影響についての
既往研究論文(Budge et al. 2015)の再解析
4. 3変量(x,y,z)で見る基本的論理
5. 4変量以上の場合を見る
6. "まとめ"としてのバックドア基準
*個人の感想です。また、ものすごく「分野による」話です
II. 環境リスク分野でのバックドア基準の”使用”例
(時間が余れば):バックドア基準と多重線形性の関係の説明