2015/02/19に行われたUI Crunch#3の資料です。 プロトタイピングの段階ということで、タックマンモデルというチームビルディングの形成モデルとプロトタイピングのプロセスについての関連性をテーマに話しました。

1. プロトタイピングにおける
「段階」
グリー株式会社
村越 悟
20150219@DeNA Sakura Cafe
UI Crunch #3

2. 村越 悟
HCD-net 認定人間中心設計専門家
グリー株式会社
Japan Game事業本部 / Art部
Art Production グループ
UX Design チーム
マネージャー

3. 今年のキーワード
「プロトタイピング」

4. なぜ、プロトタイピングか。

5. イメージ
コンテキスト コミュニケーション
プロトタイピング

6. プロジェクト進行、管理の視点から考える
プロトタイピング

7. タックマンモデルから考える
プロトタイピングの「段階」

8. 「タックマンモデル」とは、チームビルディング(組織進化)モデルの5段
階を指す。心理学者のタックマンが唱えたモデルである。
チームを形成していくプロセスには5段階あり、チームは形成後、混乱を
経て、期待通り機能するようになる。
チーム作りに重要なことは、混乱期を避けずに如何に早く通過し、統一し
ていくかである。
- コトバンク

9. forming storming norming performing
形成 混乱 定着 成熟
Adjourning
散会
タックマンの５段階モデル

10. forming storming norming performing
形成 混乱 定着 成熟
Adjourning
散会
タックマンの５段階モデル

11. forming storming norming performing
形成 混乱 定着 成熟
個々のイメージのズレ
要件・認識の
ズレ
全体品質への
意識のズレ
チーム形成における３段階のズレ

12. forming storming norming performing
形成 混乱 定着 成熟
個々のイメージのズレ
要件・認識の
ズレ
全体品質への
意識のズレ
チーム形成における３段階のズレ
オノマトペが生み出す誤解 要件の抜け漏れ
プロダクトの体験価値
のギャップ

13. 個々のイメージのズレ

14. オノマトペが生む
イメージの誤解

15. スッと指でなぞるだけ！
爽快パズルゲーム

16. パズル＆ドラゴンズ
© GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

17. SHADES
COPYRIGHT © 2014 UOVO APS

20. PMもデザイナーもエンジニアも
みんな「手」で書く
全員がデザインに参加する

21. 要件・認識のズレ

22. ＋

27. 全員が中間成果物を共有する
デザインコンテキストを共有する

28. 全体品質への意識のズレ

32. ユーザにとって、作り手にとって
最善であること
最適な「体験」がユーザに提供できているか
価値基準をチームで共有する

33. まとめ

34. forming storming norming performing
形成 混乱 定着 成熟
個々のイメージのズレ
要件・認識の
ズレ
全体品質への
意識のズレ
タックマンモデルとプロトタイピングの相関性
オノマトペが生み出す誤解 要件の抜け漏れ
プロダクトの体験価値
のギャップ
＋

35. プロトタイピングのプロセスは
チームの成熟過程でもある

36. 非言語イメージ
言語化できるイメージ
http://www.hdwallpapersinn.com/wp-content/uploads/2014/11/mac-iceberg-wallpaper-for-mac-os-x.jpg

37. 言語化されていない「頭の中」を
具現化することで、デザインコンテキストを共有

38. コンテキストの共有から文化が生まれ、
文化の中から良いプロダクトが生まれる

39. プロトタイピングとは
言語である

40. Thanks for your Attention.