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それってホンマに
オープンデータ?
-提供者も利用者も幸せになるために-
東京都立大学
都市環境科学研究科
大澤 剛士
<arosawa@tmu.ac.jp>
2021/9/22 応用生態工学会(オンライン)自由集会
Self Introduction
大澤 剛士(OSAWA Takeshi)
東京都立大学 都市環境科学研究科 准教授
専門は生物多様性情報学
研究データのオープン化、利用、
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・ 大澤・細矢・戸津(2019)「生物多様性情報学の今後を見通す
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日本生態学会誌 64(2): 153-162.
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昆虫標本情報閲覧システムの開発を例に-」保全生態学研究 16(2):231-241.
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そもそもオープンデータって何?
1
今さら聞けない基本のアレコレ
What is OpenData?
「オープンデータ」の定義
・自由に入手できる
・自由に使える
・自由に加工して配布してよい
+α 機械判読できると幸せ
What is OpenData?
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・政府情報は原則としてオープンデータに
・質と量を担保するべし
・すべての者が利用できるように
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イノベーションの種にする
「オープンデータ」の定義
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特に日本の考え方では
両者は似て大きく異なる
What is OpenData?
オープン
誰でも自由に利用、加工、配布が可能
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What is OpenData?
フリー
自由に利用が可能
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What is OpenData?
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ソースコード(プログラム)が公開されており、
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それを売って稼いでもよい(ex. Linux)
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勝手に改造したりしてはいけない
(iphoneとかAndroidの多くのアプリ)
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利用規約があります。
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3
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River Environmental Database
政府標準利用規約(2.0)
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進する利用ルールの整備」にしたがって策定された
各府省ウェブサイトの新たな利用規約のひな形
→CC BY4.0に互換した
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River Environmental Database
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晴れてオープンデータに!
議論に向けて
4
Summary
・自由な入手、利用、再利用ができるオープンデータ
・著作権の行使範囲を最小限にしたもの 利用規約で判断
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細かい設定は素人には無理
・オープンデータにするなら、Creative Commons
(政府標準利用規約2.0)を規約に使えばよい
Next step
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二度手間が省けるし、データの充実化につながる
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